不安な朝

 3月12日 土曜日 朝。 電気も水道もまだ復旧してない、新聞も来ない(昼過ぎ 薄い茨城新聞が来た)
 隣家では 割れて 途中で止まってしまった瓦を落としている。
 弟は、ヒビが入ってしまった盛り土部分の補修を始めた、その作業を手伝いなからも私は 落ち込んで、無気力状態だった。心が弱いと自覚しても どうしても奮い立たない。

 母が「HANAの散歩でもしてこい」というので 散歩をした
 いつも道も いつもじゃない 
 途中 携帯に また同僚から電話が入る 「いけたら行く」と答えるも 行く気力がない。
 叔父の家についた。 叔父は昨日 常磐線乗っていた時に被災して線路をあるいて石岡駅まで行き そこから ヒッチハイクをしながら夜中に家に戻ってきたそうだ。
 少しホッとした。
 散歩終了後。
 叔母の家が内部がメチャメチャだと 言うので 弟と母が手伝いに行く
 留守番して 盛り土の補強をしていた。
 近所の人や 区長、班長さんたちが 被害確認の為にきた 
 皿が落ちて ウチの中はメチャメチャだが まだ 住めるし 他に大きな被害はないと 報告。
 みんな頑張っているだな
 夕方 隣町のカスミがやっていると 情報で行ってみたが カップ麺 米 食パン総菜などはまったくうってないので
 缶詰、海苔、佃煮など ご飯の友的なおかずを買う
 非日常だ。

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